宝物

軽度のやけど、日やけ、切傷、ひび、あかぎれに(キップパイロールより


娘が大学に在学中と、その後の仕事の3年間お世話になった薬です。
金属工芸の内容は良く知りませんが、手の切り傷は少なくなかったです。
「今日もやすりで削って、バックリ」と、よく聞きました。




綺麗でしょう、銅のケトル。
プレゼントしてくれました。ピカピカ。
一枚の銅板を、繰り返し叩いて叩いて創る「鍛金」と言う技法です。
雪平なべの表面と同じで、細かい叩いた後がケトルの全体にあります。
決して暖かくない大学の作業場で、コツコツと黙々と創ったのでしょう。
厚みを均等にとか、全体のバランスとか自問自答しながら、、、
孤独な作業ですが、物創りの醍醐味でもあります。



この7年間は、彼女の人生の大きな一部だったと思います。
まだまだ永い人生。色んな事を試してみるんでしょうね。
楽しみです。
私の一生物です。